2015年、カンナ(
平愛梨)は後に「
血の大晦日」といわれた大事件を思い返す。1997年、コンビニエンスストア店長のケンヂ(
唐沢寿明)は、失跡した姉キリコ(
黒木瞳)に代わって赤ん坊のカンナを育てていた。ケンヂは同窓会で謎の教団の存在を聞かされる。教団の教祖は「ともだち」と名乗り、ケンヂと仲間たちが子供時代に作った秘密グループのマークをシンボルに使っていた。数日後、ケンヂの仲間の一人、ドンキー(
生瀬勝久)が死亡。かつてケンヂらが作った「よげんの書」の通りに事件が起こり始める。ケンヂはかつての仲間のマルオ(
石塚英彦)、モンちゃん(
宇梶剛士)、ヨシツネ(
香川照之)、ユキジ(
常盤貴子)、オッチョ(
豊川悦司)らと事件の謎に迫る。そして3年後の2000年、ついに世界滅亡ののろしが上がる。